アカギの21巻で楽しんだ件


すでに10巻以上も続いている鷲巣麻雀がいまだに面白いです。
このテンポでこの長さ……。連載を追いかけている人なら、たまったもんじゃないでしょうね(笑)。
思いついたように読み返している私としては、ただもう面白いのなんの。


これがカイジだったら、どこで落とし穴にハマるかわからず、読んでいるだけでも心臓に悪いんですが、アカギだと安心して見てられます。
最強の雀士であるアカギが主人公でありながら、最強の運を持つ鷲巣だからこそなりたつ、絶妙のバランス。
アカギの計算を吹き飛ばすような鷲巣の強運と、鷲巣の運まで絡め取っていくアカギの知略。
原作では「これでもか」というほど形勢が傾いているのに、ここまで緊迫感溢れる展開。
アカギが生き延びるのは確定しているのに、それでも揺れ続けている勝負の天秤。


内容そのものや連載期間など、いろいろと批判もあるようですが、それでも面白いと思います。