「ネギま」のラカンさんについて
ナギの仲間にして「アホっぽさ」全開のラカンさん♪
前回のカゲタロウを圧倒したときよりも、今回の方が強さが引き立った気がします。
登場時はやたらと金にうるさそうで、せこい印象だったのですが、完全に(良い方向へ)裏切られました。
あの性格だと、小遣い稼ぎに失敗し続けているんだろうなぁなんて同情心まで湧いてきます。
小太郎のセリフではありませんが、やはり「アホっぽさ」は重要だと思います。
作中では「悩むより先に行動しろ」というニュアンスでしたが、もっと広い意味でも活用できそうです。
素質頼みの天才系キャラだと、傲慢かましてミスしたり、主人公の意外性に対応できなかったり……、フィクション上ではそういう展開に流れます。
ところが、素質山盛りの人間で、ナチュラルに特訓好きとなると手が着けられません。
孫悟空なんかは最たるものでしょう。
ちょっと話は変わりますが、「アイシールド21」の巨深ポセイドンに所属する水町健悟。あのキャラ設定は凄いと思いました。
登場時は、無神経に人を見下す描写が多く反感が強かったものです。しかし、彼は強くなるために努力を惜しまない人間で、妥協する人間の気持ちがわからない人間でした。才能があるだけでなく、それ以上に努力の人だったんですよね。
ラカンに弟子入りしたネギ。つっこみ要員としてついてきたであろう千雨。さすがに3人だけでは、話を進めづらそうですし、世界一周の方が優先されるんでしょうね。