ネギまSSの「ざ・がーどまん」でお楽しみな件。
「ネギま」世界に「GS美神」の横島が乱入するというSSが多々あります。
しかし、もともと汎用性の高い能力を持つ横島が、なぜかオリジナルの能力を取得してることが多かったりします。それだけでなく、説教臭かったり、戦闘好きだったり……、実に横島らしくありません。
そんな中で気に入ったのが、このSSです。
実に興味深い点があって、すでに20話を越えていますが、未だに横島はネギやアスナと顔を合わせていません。これが凄い!
ネギはほぼ原作通りの行動をとっているようですが、その物語の影で横島は横島なりに暮らしています。つかず離れずという距離感が絶妙です。
3−Aの何名かとはすでに知り合っているのに、ネギやアスナは横島の顔すら知りません。
修学旅行にも同行しなかったため、どのように話が転ぶか楽しみで楽しみで。
この作品を読んで痛感したのが、他の作品で見かける安易な副担任設定。
「異世界から来たという正体不明な人間をネギの補佐につける」という行動は、実に無茶なだと感じました。
この作品の学園長は、ネギと横島の接触を極力避けようとして動いています。
横島の同僚兼監視役を務めるのが、高音&愛衣のふたり。最初はキャラ萌え優先かと思いましたが、高音が美神的な、愛衣がおキヌ的なポジションで、実に適材適所でした。