ゼロの奇妙な使い魔(承太郎)

面白かった作品を紹介してみます。


>スターダストファミリアー
>スターダストは砕けない
「スターダストファミリアー」は日食の日に帰還することで完結。
帰還できなかった続編が「スターダストは砕けない」(こちらも完結済み)。
召喚されたのは空条承太郎。「相変わらずだ」と感じたほど、承太郎らしさに溢れています。思わずジョジョ第三部を読み返したくなるほど。
承太郎の苦悩と覚悟、ヴィンダールヴとのコンビネーションアタック、最強の敵・ミョズニトニルンとの決戦と、クライマックスの盛り上がりは素晴らしいの一言。
アニメよりも先まで進んでいることもあり、非常に楽しめました。
古い作品かと思っていたら、完結したのは8月に入ってからのようです。絶妙のタイミングで私は読んだのでしょう。


承太郎:洞察力も優れて機転が利くうえ、スタープラチナの攻撃力は魔法まで打ち破るほど。これで愛想が良ければまさに完璧超人。へつらったりせず、断固として意思を貫きます。ジョジョ第三部よりもこっちの熱血気味キャラの方が好きかもしれません。


ルイズ:ツンデレが空回り。サイト相手ならまだしも、承太郎相手では絡みにくいようですが、要所ごとに見せ場はあります。


ギーシュ:最初の決闘でイイトコなしのため空気キャラと推測したのですが、予想に反して男気を発揮。十分(すぎるほど)活躍をします。


タバサ:『タバ茶』


以下、ちょっとだけネタバレ






 作中で承太郎の自覚した「詠唱に時間のかかる虚無の担い手と、時間を止められる虚無の使い手」という組み合わせの良さには唸らされました。
 これがあるからこそ召喚されたとまで思えます。(スタープラチナ・ザ・ワールドで止められるのは数秒間なので、実質的にはかみ合ってないんですが……)